不動産担保ローンを利用すると融資を得られるため、個人事業主や法人の企業は用途に合わせて利用を検討できます。しかし、不動産担保ローンは銀行以外にノンバンク系などたくさんの業者が提供しているため、どれを利用すべきなのか迷う人もいるでしょう。
業者ごとに特徴も異なるため、どれを利用すべきか自分の相性も考える必要があります。そのため、今回は2023年におすすめできる不動産担保ローン会社をランキングで紹介します。
法人におすすめの不動産担保ローンの会社を紹介
不動産担保ローンはそれぞれの金融機関によって特徴が異なるため、内容を把握しておくことが大事です。メリットやデメリットも利用者によって度合いが変わるため、各業者ごとに内容を把握しておくのが重要です。いろいろな金融機関の中から、おすすめできる不動産担保ローンについて、ランキング形式で紹介しましょう。
第一位.AGビジネスサポート
AGビジネスサポートは申込みから融資まで、来店不要で手続きを行えます。不動産担保ローンの提供から開業支援やカードローン、ビジネスローンも行い、事業資金として利用したい法人向けのサービスです。来店不要なため出向くコストを節約でき、手数料や保証料もないため、無駄な出費がありません。
また、物件を担保にする際に抵当権があっても対応可能なため、融資を受けられる可能性も高く、最短3日で融資を受けられるため、ある程度資金計画も立てやすいなどメリットも多いです。ただ、対象は法人と事業者のみであり、一般の方は利用できません。また一部商品では繰上返済や早期返済違約金なども生じるため、利用する前に十分な確認をしておくべきです。
第二位.アサックス
アサックスは事業者向け不動産担保ローンと個人向けの、両方を扱っている金融機関です。ノンバンクの中では低金利を実現しており、1.95〜6.90という幅で設定されます。借入額が1,000万円以上になれば上限金利は4,80％になるため、返済負担を抑えることが可能です。
また、融資額は最高で10億円になっているため、ビジネスで高額な資金が調達したい場合に利用を検討できます。最短で3日で融資してもらえるなどスピードも早いですが、対象エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県と地域は限定されており、全国的に利用できるわけではありません。
対象地域に住んでいる法人の方は検討できますが、他の地域であれば別の金融機関の利用を検討すべきです。また、金利は低くても事務手数料は最高で3.3%と高め設定であるため、その点に注意しましょう。
第三位.セゾンファンデックス
セゾンファンデックスは個人でも法人でも不動産担保ローンを取り扱っており、全国に対応しています。地域に関係なく審査して融資をしてもらえるため、ビジネス資金として利用を検討しやすいでしょう。
また、低金利で5億円まで融資を行えるため、他の金融機関と比較して返済リスクを抑えることも可能です。仮審査は最短即日であるため、融資までスピーディーに行うことが期待でき、不動産の評価額が高いほど高額な借入れも期待できるためビジネスとして前向きに活用できます。
来店できない場合は担当者に訪問してもらうこともできますが、来店契約以外は別途手数料がかかります。北海道の場合は44,000円、その他の地域は22,000円になっているため、手数料を含めて計画してください。
第四位.マテリアライズ
マテリアライズは平成28年に設立されているため、他の金融機関と比較すると新しいです。最短即日審査が特徴であり、申込みして翌営業日から融資を得られる可能性があります。また、不動産の抵当順位も不問であるため、すでに抵当に入っている物件でも融資を計画できるでしょう。
決算内容が赤字である場合は信用情報から審査通過できないケースも生じますが、マテリアライズの場合は利用可能としているため、収入が不安定な法人の方でも検討できるでしょう。ただ、契約後に途中解約する場合は違約金が発生し、残元金の最大5%を支払わなくてはいけません。契約するときは、最後まで返済できるのか確認して利用してください。
第五位.東京スター銀行
東京スター銀行は個人向けと、事業者向けの2種類のローンを提供しています。金利条件は他社と比較しても優遇されており、変動金利の場合は最低1%以下からの設定になるため、返済リスクを抑えることが可能です。さらに、早く返済するために繰り上げ返済を行いたい場合も手数料が無料であるため、早期完済を目指すこともできます。
団体信用生命保険への加入も選択できるため、会社の用途に合わせて選択できるのが大きなメリットです。ただ、東京スター銀行は融資スピードが遅く、申込みをしてから借入れをするまで1週間から3週間ほど期間が必要です。そのため、早急に融資を受けたい人の場合は、時間がかかるため、向いていないと言えるでしょう。
さらに、利用条件も厳しく個人だと年収200万円以上が必要と指定されています。利用条件に当てはまらない場合は他の金融機関への利用を考えなくてはいけないため、事前に内容を確認しておきましょう。
第六位.住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、高い信頼性と安定性を持ったローン商品を提供しています。仮審査は全てネット上で行えるため、自宅にいながら融資が可能か確認できます。また金利設定も安くされており、住宅ローンなど他の融資を受けている状態でも利用できるため、借入れ計画を立てやすいと言えるでしょう。
ただ、仮審査から融資を受けるまでは3週間から1ヶ月ほどの期間がかかるため、早期で資金が必要な会社や個人は利用しにくいです。さらに、保証委託事務手数料や融資事務取扱手数料、繰上返済でもそれぞれ出費がかかるため、利用範囲によってはコストが膨らむ可能性も生じるでしょう。融資も返済も、ある程度余裕を持てる人は利用を検討してください。
【まとめ】不動産担保ローンは用途に合うのかチェックしよう
不動産担保ローンを活用する際は各金融機関によって特徴が異なるため、用途に合うところを利用しましょう。金利負担が少ない会社や早期融資を行える機関など、メリットやデメリットなどを含めて内容は違います。今回紹介した金融機関はどれも優良で信頼性も高いため、前向きに検討できます。ぜひ、不動産担保ローンで最適な選択を行えるように考慮してください。