不動産投資の融資を地銀で受けたいけど、実際のところどうなんだろう?
申し込む方法もわからない。
こんな方向けにお悩みを解決します。
本記事の内容
・地銀とは?
・融資を地銀で申し込むメリット
・融資を地銀で申し込むデメリット
・地銀で申し込む方法と注意点
本記事では、不動産投資の融資を地銀で申し込むメリットとデメリットを
わかりやすく解説していきます。
自分が、地銀で不動産投資の融資を申し込むべきかどうか理解することができますよ。
この記事を手順通りに読むことで、申し込み方法や注意点もわかります。
不動産投資の融資を地銀で考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
地銀(地方銀行)とは?
そもそも、地銀とはなんなのでしょうか?
解説していきます。
地銀(地方銀行)とは?
地銀とは、地方に拠点を持つ地域密着型の普通銀行のことです。
全国各地の大都市や中都市に本店を置いています。
本店がある都道府県を中心に、支店がある周辺地域までを営業エリアとしています。
地銀の目的
地銀は、地域の経済に貢献することを経営の目的としています。
そのため、メインとなる取引先は、地域の中小企業や個人が多いことが特徴です。
地域の企業や個人を重視して、事業の成長や資産形成を手助けしてくれます。
不動産投資に積極的な地銀
不動産投資に積極的な地銀は、下記の通りです。
・千葉銀行
・横浜銀行
・スルガ銀行
・静岡銀行
・滋賀銀行
地銀には、それぞれに特色があります。
自分の地域にある、自分に合った地銀を探すことが大切です。
【不動産投資】融資を地銀で申し込むメリット
不動産投資の融資を地銀で申し込むメリットは下記の3つです。
①利便性が高い
②審査の難易度が低い
③値下げ交渉がしやすい
深掘りして見てみましょう。
利便性が高い
地銀は、自分の住んでいる都道府県にATMや店舗が多数あることが特徴です。
そのため、融資の返却や相談事をする際の利便性がいいです。
営業活動を地元密着型で実施している地銀の強みといえるでしょう。
審査の難易度が低い
地銀は、自分の住んでいる都道府県に対しての融資に積極的に審査をします。
親戚に関係者がいたり貯金がたくさんある場合などは、
ローンを組む時に有利になることがあります。
ある程度の資金や収入属性があれば、問題ないでしょう。
値下げ交渉がしやすい
自分の住んでいる都道府県に複数の地銀がある場合、複数の地銀と交渉を行いましょう。
お互いを競争させることによって、金利を下げる交渉ができます。
また、地銀の営業エリア内の物件である場合や、
対象の地銀を普段からメインに利用している場合などには、優遇してもらいやすいです。
【不動産投資】融資を地銀で申し込むデメリット
結論、下記の3つです。
①都市銀行に見劣りする
②労力と時間がかかる
③地銀の統廃合が加速している
こちらも深掘りしていきます。
都市銀行に見劣りする
地銀は都市銀行と比べると、都市銀行のほうが資金力や取引量などの規模が大きいです。
また、取引先と長い付き合いがある場合や融資額が大きいことから
金利は地銀よりも低く設定されていることが多いです。
しかし、審査の難易度はかなり高く、資産家や企業への融資を重視しています。
労力と時間がかかる
地銀は、融資が得られるかどうかの確認をするための労力と時間が必要です。
対象エリアや融資条件が地銀ごとに違い、支店によって融資への姿勢が異なります。
日中に時間を取れない方にとっては、融資が得られるかどうかの確認が
できない場合もあるでしょう。
地銀の統廃合が加速している
地銀は経営難により、合併や統廃合を繰り返しています。
地方の人口が減少していることや、日本は低金利の状態が続いており、
儲かりにくくなったことが要因です。
地銀が少なくなると、徒歩圏内にあった店舗を利用できなくなったり、
銀行のサービスが悪化したりする可能性があります。
地銀の統廃合によって地域が活性化することができれば、
地銀の経営状態は改善されるでしょう。
実際に地銀で申し込む方法
地銀で申し込みをするための方法を、3つの手順で紹介します。
・申し込み準備
・申し込み
・融資手続き
早速、下記で申し込み方法を解説していきます。
申し込み準備
一般的な提出書類は下記の通りです。
金融機関によって異なる場合もあるため、事前に確認してから準備をしましょう。
・住民票
・身分証明書
・給与明細
・印鑑証明と実印
・源泉徴収票
・確定申告書
・納税証明書
・保有資産を証明する書類
・返済予定表
・納税証明書
申し込む
あなたの属性や物件の確認が終わると、審査の申し込みが可能か知らされます。
可能と判断されたら、申し込みを進めましょう。
また、早ければ数日程度で連絡が来ますが、遅い場合は数週間かかる場合もあります。
申込書や必要書類の提出を求められることもありますので、柔軟に対応しましょう。
融資手続き
融資に関する手続きをする際の契約内容は下記の通りです。
必要書類や手続きを実施する場所は、事前に確認しておきましょう。
・金銭消費貸借契約
・抵当権設定契約
・根抵当権設定契約
・団体信用生命保険
以上の手続きを終えると、不動産投資を始めることができます。
申し込む際の注意点
物件を決めないまま金融機関やプランを選ぶのではなく、物件探しを先に行いましょう。
不動産投資ローンは、投資した物件が担保となります。
そのため、投資する物件の価値によって審査結果の可否が変わるかもしれません。
また、購入する物件が決まっていることによって正確なシミュレーションができます。
不動産会社にアドバイスを受けることをおすすめします。
【まとめ】地銀から有利な条件で融資を受けましょう
今回は、不動産投資における融資を地銀で申し込むメリットとデメリット、
申し込み方法とその際の注意点について解説しました。
不動産投資の融資を成功させるために必要なことは、
知識を身につけ、地銀から有利な条件で融資を受けることが大切になります。
今回の記事を参考にして自分の地域にある、自分に合った良い地銀を探して、情報収集し、
融資交渉をしてみましょう。