マンションを購入する独身女性の年収や年齢は?購入のメリット・デメリットも解説!

「一人暮らしも長いし、そろそろマンション購入してみようかな」…と思っているけど、具体的にどうすればいいか悩んでいる女性の方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では一人暮らしでマンションを購入した女性の平均年齢・平均年収やメリット・デメリットについて解説していきます。

一人暮らしの女性がマンションを購入する際のポイントも紹介します。

マンションを購入した女性の平均年齢や平均年収

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「一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会」の女性マンション購入者へのアンケート調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000017070.html)によると、

「初めてマンションを購入した時の年齢は?」という質問で、一番多い年齢層は40〜44歳(23.9%)、次いで35〜39歳(20.1%)、45〜49歳(17.2%)となっています。

1位・2位の35〜44歳は合計すると全体の半数近くを占めており、このタイミングでマンション購入を行う女性が一番多いと言えます。

これは、住宅ローンを定年までに返済するには30代で住宅を購入する必要があることも関係していると思われます。

年収は500万円台(25.4%)が最も多く、次に400万円台(19.1%)、300万円台(15.3%)となっています。

女性のマンション平均購入価格は?

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上記と同様のアンケート調査によると、「購入したマンション価格は?」という質問では、最も多い価格帯は3,000〜3,999万円代(41.9%)でした。

半数近くの女性が3,000万円代のマンションを購入していることが分かります。

また、マンションを購入するに当たって用意した自己資金の項目では、100〜199万円(15%)の割合が最も多くなっています。

この金額はどういった用途で使われたのでしょうか。

マンションを購入する場合、必要な諸費用の相場は新築は約3〜5%、中古は6〜8%程度と言われています。

最も購入者数の多かったマンションの価格帯は3,000万円代で、その価格帯のマンションを購入すると諸費用は100万〜200万円程度発生していることが分かります。

つまりこの金額のほとんどは、頭金ではなく購入の際に必要な手数料や税金を含む諸費用に充てられたと見られます。

そのため、自己資金の項目で0円(4.0%)、1~99万円(8%)を選んだ人を含めて考えると、

およそ4人に1人が頭金0円で購入していると推測されます。

どのくらいの価格帯のマンションを買うべきか?

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それでは、実際いくらの価格帯のマンションを買うのが適当なのでしょうか。

マンション購入価格を考えるに当たって重要なのは返済負担率です。

これは、収入のうちローン返済にあてる割合を意味します。

一般的に、ローン返済割合は20%以下が理想で、20〜25%を目標にするとよいと言われています。

収入の30%以上の負担率となる金額を借り入れることも金融機関によっては可能ですが、ローンで家計が圧迫される可能性があるため注意が必要です。

既に一人暮らしをしている方の場合、今支払っている家賃を目安として家賃額以内にローン支払い額が収まるかどうか、収まらない場合月々どれくらいのローン返済金額なら支払い可能か考えてみてもいいかもしれません。

参考に、一般財団法人住宅金融普及協会

https://www.sumai-info.com/simulation/kariirekanou.htm)

の住宅ローンシミュレーションを使って、借り入れ可能額と月の支払い額を計算してみます。

借入条件は以下となります。

借入金利0.5%

返済期間35年

返済方法 元利均等返済

返済負担率 20%

(借入可能額の千の位を四捨五入して計算)

年収別の計算結果は以下となります。

年収住宅ローン借り入れ可能額月々支払額
300万1,926万円49,996円
400万2,568万円66,661円
500万3,210万円83,326円
600万3,852万円99,992円

この金額はあくまで、頭金0円で、融資手数料や保証料などが入っていない額です。
またフラット35のような長期固定金利の住宅ローンの場合は、借入金利がもっと上がるため、支払額も高くなります。
その点に注意して、予算を組む際の参考にしてください。

独身女性がマンションを買うメリット

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上記のアンケートでも分かるように、最近は女性の一人暮らしでもマンションを購入する人が増えてきました。
一体どのようなメリットがあるのでしょう。

マンションは資産になる

持ち家を購入して良いことの一つに、資産ができることが挙げられます。

特にマンションは近年値上がりしていることもあり、資産として人気の不動産です。

利便性のいい立地のマンションであれば、年数が経過してもそれほど値崩れせずに売却できるのも魅力。

もし転勤などで引っ越すことがあっても、賃貸として貸し出せば、家を手放さずに利益を得ることができます。

老後の住まいを確保できる

先行き不透明な昨今、老後働けなくなった状態で果たして賃貸物件に住み続けられるのかどうかという不安を持つ方は多いと思います。

また高齢者になると、保証人にあたる親族が誰もいないため入居を断られることもあります。

若いうちにマンションを購入しローンを完済すれば、管理費や修繕積立金の支払いは続くものの老後の住まいは確保できます。

セキュリティがしっかりしている

分譲マンションの場合、賃貸マンションとは違いセキュリティシステムが整備されており、しっかりとした防犯カメラやオートロックシステムなどが導入されています。

そのため、安全性が高く、独身女性でも安心して暮らすことができます。

独身女性がマンションを買うデメリット

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それでは、マンションを購入するデメリットには一体どのようなものがあるのでしょう。

住宅ローンの支払いが発生する

家を買う時は、大抵の場合住宅ローン制度を利用して購入します。

そうすると、長年にわたって毎月ローンを返済し続けることになります。

現在は順調に返済出来ていても、病気やケガなどで退職を余儀なくされ、ローンの支払いが負担になる…というケースもあります。

多めの頭金を支払って支払うローンの額自体を少なくするなどして、ある程度給与が下がっても無理なく返済ができる返済計画を立てましょう。

引っ越ししにくい

親の介護や結婚などといったライフステージの変化や、転勤などで引っ越しを余儀なくされることがあります。

賃貸や売却を希望しても、利便性の低い場所や築年数が経過したマンションだとすぐには入居が決まらないことがあります。

女性のマンション選びのポイント

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一人暮らし女性の場合、家族で入居するマンションを購入する場合とは注意するポイントが異なります。

どういったポイントを確認した方がいいのでしょう。

物件の立地・環境

マンションを選ぶ際、重要視する点の一つに立地があります。

もちろん立地において何を重要視するかは、購入者によって異なります。

今回は働いている独身女性の多くが気になる、利便性と最寄り駅への距離について解説します。

●最寄り駅までの距離

リモートワークではなく会社まで通勤する場合、物件探しを行う際に重視される項目の一つでしょう。

あまりにもマンションが駅から離れている場合は要検討です。

今はよくても、老後住むことが難しくなったり、簡単に売却できなくなる可能性があります。

また、駅までの経路も重要です。

昼間は人通りが多いように感じても、夜歩くと意外と暗く閑散としていることもあります。

購入前に夜間に歩いてチェックすることをお勧めします。

●マンションの利便性

周囲のエリアに、スーパーやドラックストアなど買い物できるところや病院があるか確認しておきましょう。

駅が近く、利便性が高い所の方が資産価値も高くなります。

住宅ローン支払い・控除ができる部屋を

近年、単身者用のマンションが増えてきています。

かつての分譲マンションと違って、ワンルームや1LDKといった部屋からなるマンションで、比較的手ごろな価格で購入できるのが特徴です。

しかし、住宅ローンを利用するには、30㎡以上の広さが必要となります。

30㎡以下の部屋の場合、不動産投資用のローンとなり金利条件が悪くなるのです。

また40㎡以下の部屋の場合は、住宅ローン減税制度が利用できず損になります。

さらにワンルームは用途が限定的であるという理由で、売却や賃貸でもあまり人気がありません。

1LDK〜2LDKといった間取りの部屋は比較的住みやすく需要があるため、それらも考慮して購入を検討しましょう。

中古マンションも検討

新築マンション高騰の煽りを受けて、中古マンションもまた注目をあびています。

マンションは、築20〜25年を過ぎると、価格の下落率が小さくなるため、資産価値があまり変わらなくなってきます。

新築マンションとの差額をリフォーム資金に充てて自分好みの生活しやすい家にすることができます。

また、内装や設備を新しくして、賃貸物件として貸しだすこともできます。

そのため中古マンションを選択肢に入れるのもおすすめです。

【まとめ】

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いかがでしたでしょうか。

近年はマンション需要が高く、中古マンションでもエリアによっては資産として価値があります。

家賃に払うお金がもったいないと感じたら、マンション購入を検討してみてはいかがでしょうか。

一人暮らしの女性がマンションを購入することも増えてきているため、まずは気軽に不動産会社に相談してみましょう。

合わせて、ローンのシミュレーションを行い、返済できる金額について考えることも大切です。