フリーローンを利用するメリットやデメリットとは?カードローンとの違いなども含めて解説!

資金調達を行う方法として、いろいろありますがフリーローンの利用を計画できます。フリーローンを活用すれば、利用使途は自由であることからビジネスはもちろん、プライベートなことで有効活用できます。

しかし、フリーローンを利用する際はメリットだけで無くデメリットもあるため、リスクを把握しておく必要もあります。カードローンとはどう違うのか理解しておくのも大事なので、今回の記事で詳細な点を紹介しましょう。

フリーローンを利用するメリットとは?

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フリーローンは使途自由であり、基本的に借入れした資金は何でも利用できます。住宅ローンやマイカーローンの場合は、目的が自宅や自動車など決まっているため、他の物を購入はできません。

カードローンも同じく使途自由がありますが、フリーローンよりも融資上限が高い傾向になるため、まとまったお金を入手したいときに利用できます。そのため、フリーローンの利用を検討する方は多いですが、メリットには何があるのか把握しておくのも重要です。何があるのか内容を紹介しましょう。

カードローンより金利が低い

フリーローンはカードローンよりも金利が低く設定されている傾向があるので、返済負担を軽減できます。金利は金融機関によって設定が異なりますが、カードローンの場合は大体5%〜14%、フリーローンだと4%〜15%ほどになります。

上限値が高くなる場合もありますが、下限値もフリーローンの方がカードローンより安くなるケースもあるため、返済を楽に行える可能性があります。ただ、金利は必ず最低数値で利用できるわけではなく、審査や借入金額によって決定するので、自分の予想通りとならない場合もあります。融資額に応じて利息はどれほどになるのか金融機関や銀行に問い合わせしましょう。

高額融資を実現可能

フリーローンは高額融資を実現することも可能です。一括でまとめて借りるのが基本となっており、上限金額は金融機関によって違いますが、高めに設定されています。カードローンの場合は最高でも100万円ほどになりますが、フリーローンの場合は最大1,000万円まで借入れできる場合もあるため、金額を比較すると差が大きいです。

最大金額の1,000万円まで融資してもらえれば、事業資金や相続税など、いろいろな支払いにも対応できるため、カードローンよりも活用範囲が広がります。

また、資金使途に合わせて柔軟に借入金額を決定できる特徴もあるため、自分の必要資金を得ることができ、計画しやすいです。ビジネスなどで資金調達したい場合に利用を検討できるでしょう。

審査が厳しくない

資金調達する際に重要な項目として、審査基準の高さがあります。大きな資金を得たいほど、審査も厳しくされる傾向があり、状況によっては借入れが断られてしまう可能性もあります。どのローン契約も審査基準はありますが、年収や会社の状態などの細かい部分は異なり、借入れが厳しい場合もあります。

しかし、フリーローンの場合は審査基準が厳しくはなく、十分に返済できる目処があればお金を貸してくれます。もちろん、利用する金融機関によって多少の差が生じることもありますが、資産や毎月の収入など返済能力について問題なければスムーズに資金を入手できるでしょう。

総量規制なく借入れを行える

フリーローンは基本的に銀行や信金が取り扱っている制度です。消費者金融の場合は賃金業法という法律があり、総量規制があるので年収の3分の1までしか借入れできません。例えば、年収300万円の方であれば100万円までしか借入れできないので、資金活用する際に足りないケースもあります。

しかし、銀行や信金などは賃金業法ではなく、別の法律になるため総量規制はありません。そして、フリーローンの場合は上記でも紹介しましたが、最大1,000万円まで借入れが可能です。そのため、自分の年収に関係なくまとまった借入れができるので、大きなメリットと言えるでしょう。

フリーローンを利用する際のデメリットとは?

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フリーローンは資金調達とぢて利用することができますが、デメリットもあるので注意すべきです。デメリットを把握していないと、予想外の事態になるケースもあります。フリーローンのデメリットには何があるのか紹介しましょう。

追加融資を受けることができない

フリーローンは、基本的に追加融資を受けることができません。一度借入れした金額は返済しなくてはいけないという、シンプルな構造になっていますが、急にお金が必要になった際に追加は受け付けていません。

カードローンの場合は限度内であれば何回でも借入れできる特徴がありますが、フリーローンは再度審査を受けて新規で融資を受ける必要があるので、急な出費に対応することはできません。さらに審査時間も長く、借入れまでには最低1週間はかかるので、即日や最短での融資は期待できません。

使用使途は自由ですが、証明する書類の準備や用途に使用した証明資料の提出など手間もかかるので、借入れするまで面倒に思える場合もあるでしょう。即日で資金が必要な方やビジネスで追加融資が必要になる可能性がある方は、フリーローンは向いていない場合もあるため注意してください。

返済期間が決まっている

フリーローンは返済期間が商品ごとに決定しており、期限内に完済しなくてはいけません。順調に返済する必要があるので事前に計画を立てることは重要ですが、状況によっては返済が難しくなる場合も考えられるでしょう。

例えば、急に仕事を失業してしまった場合は、返済目処が立たず期間内で完済するのが厳しくなる可能性もあります。カードローンで高額融資をしてもらうほど、返済期間は長くなる傾向があり、金利負担も増します。返済する際の負担を考えて、融資額を決定するようにしてください。

繰り上げ返済にすると手数料がかかる

早期で返済を考えるなら、繰り上げ返済を活用することもできます。しかし、フリーローンによる繰り上げ返済は大きな手数料がかけられているため、活用頻度を考える必要があります。

こまめに活用するなら、その分手数料が発生するので、返済負担が重くなる場合もあります。そのため、繰り上げ返済を利用する際は一括である程度の金額を返済するのがおすすめです。期間の短縮と合わせて上手に活用しましょう。

【まとめ】フリーローンの活用は計画的に行おう

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フリーローンの活用方法について、内容を紹介してきました。フリーローンを利用するなら、メリットもありますがデメリットもあるため、慎重に活用を決定しなくてはいけません。返済と融資金額のバランスを考慮して、フリーローンの利用を考えてみてください。