保証人と連帯保証人の違いを解説!

「保証人がいなくてもお部屋が借りれるのか?」

「知り合いから連帯保証人になって欲しいと頼まれたけど、リスクはあるのか?」

こんなお悩みをもっていませんか?

春から新生活を迎えるため、賃貸物件を探す方も多いのではないでしょうか。

実は、賃貸物件を借りるときの、保証人と連帯保証人の違いについて理解をしている方は少ないです。

契約をしたあとに、後悔をしないためにも違いを理解しましょう。

この記事でわかることはこちらです。

・保証人と連帯保証人の違い

・連帯保証人になるリスク

・保証会社の利用は必須なのか

なぜ保証人が必要なのか

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賃貸物件を借りる時は保証人が必要です。

オーナーからすると、 賃借人が家賃滞納をした場合、 家賃回収ができなくなるリスクが高くなるからです。

第26回 賃貸住宅市場景況感調査(2021年4月〜2022年3月)によると、全国の月末での1ヶ月滞納率は0.9%でした。

とくに、その他の地域が首都圏、関西圏に比べて高く2.3%という結果です。

コロナ禍などの影響により、収入が減ってしまい家賃の支払いができなくなると家賃滞納率が上がります。

よって、オーナーからすると家賃を安全に回収をするために、保証人が必要です。

保証人とは

保証人とは、借主が家賃を弁済できなくなった時に備えて代わりに弁済をする方のことをいいます。

保証契約は、書面や電子契約書でおこなわないといけません。

保証人は、借主が弁済しない場合に限り、弁済することになっています。

例えば、オーナーが 借主が家賃滞納をしたので代わりに支払って欲しいと言ってきた場合、まずは借主に請求して欲しいと言えます。

また、借主の家賃滞納が消滅すれば、それに伴って保証債務は消滅するのが特徴です。

連帯保証人とは

連帯保証人とは、借主が家賃滞納をした場合、連帯して責任を負う方のことをいいます。

保証人に比べると、責任が重くなります。

保証人と連帯保証人の違い

保証人と連帯保証人の違いを解説します。

大きな違いは2つあります。

①オーナーから支払いを請求をされた時

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すぐに支払う必要はありません。まずは、借主に請求をしてほしいと対抗できます。すぐに支払う必要があります。保証人のように、 まずは借主に請求して欲しいと言えません。 

② オーナーが借主に請求し支払われなかった時

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借主がお金を持っていることを証明すれば、まずは借主に請求をして欲しいと対抗できる。借主がお金を持っていることを証明しても、まずは借主に請求をしてほしいと対抗できない。

連帯保証人になれる人は?

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この章では連帯保証人になれる人について解説します。

連帯保証人になれるのは親

連帯保証人は親でも問題ありません。

親以外にも2親等以内の方でも構いません。

2親等以内の方はこちらです。

・借主の子ども

・兄弟姉妹

・祖父母

・孫

注意点としては、支払い能力があるかは厳しく審査されます。

とくに収入に見合わない賃料の物件を借りようとする場合は、審査が通りにくくなるため

注意をしましょう。

連帯保証人になるリスクは?

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連帯保証人は、保証人に比べて責任が重くなります。

この章では、連帯保証人になるリスクを解説します。

連帯保証人は支払いを拒否できるのか

連帯保証人になってしまうと支払いを拒否できません。

借主が滞納している金額分を支払う必要があります。

例えば、 借主が家賃100万円分を滞納しており、オーナーから支払いの請求を求めたとき

連帯保証人は支払いを拒否できません。

つまり、借主と同じ責任を負うことになります。

連帯保証人になることはリスクが高いため、 内容を把握したうえで検討をしましょう。

賃貸で保証人がいないときは?

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この章では、賃貸で物件を借りたいが、 保証人がいない場合どうすればいいのかを解説します。

保証会社を利用する

保証人がいない場合は、 保証会社を利用します。

保証会社は、借主が家賃を滞納した場合、代わりに家賃を支払う役割があるからです。

国土交通省の家賃債務保証の現状によると、賃貸で契約する場合、保証会社を利用する割合が約6割を占めています。

少子高齢化やコロナ禍の倒産や収入減により、今後も保証会社を利用する方が増えることが予想されます。

保証会社を利用する流れ

保証会社を利用する流れを紹介します。

保証会社は不動産屋から指定された機関を利用するため、保証会社の選択はできません。

①必要書類を記入し提出

まずは、必要書類を記入し提出をします。

保証会社によって提出する書類は異なります。

必要書類の例はこちらです。

・個人情報に関する同意書

・申込書

・本人確認書類

②保証会社からの連絡

書類を提出したあとは、保証会社の担当者から連絡があります。

申し込み内容や本人確認書類について誤りがないか確認をおこないます。

もし、不明点があれば担当者に確認をおこないましょう。

③審査の結果

審査の結果は、利用した不動産会社に連絡があります。

審査が通って入れば、契約に進みます。

万が一、審査に通らなかった場合は、希望する賃貸物件を借りられない可能性があるでしょう。

なぜ、審査が通らなかったのかは教えてもらえないため注意が必要です。

④契約の手続き

審査が完了したあとは、契約の手続きをします。

また、初回保証委託料を指定された期日までに入金が必要です。

賃貸で保証会社の利用は必須なのか

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この章では、賃貸を利用するときは、保証会社の利用は必須なのかについて

解説します。

結論からいうと、借りたい物件によって異なります。

例えば、借りたい物件が保証会社の利用を必須としていた場合、保証会社の手続きをしなければいけません。

オーナーによっては、家賃滞納のリスクを減らしたいと考えているからです。

家賃滞納が起きると、オーナーは下記の業務が発生します。

・借主に連絡

・借主がつながらない場合、連帯保証人や不動産屋に連絡

・借主、連帯保証人と滞納額をいつまでに支払えるか話し合い

オーナーからすると、時間と手間がかかってしまうため、保証会社の利用を求められます。

保証人不要の賃貸物件に注意

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この章では、保証人不要の賃貸物件について解説します。

賃貸物件の中には保証人不要の物件もありますが、注意が必要です。

例えば、こちらです。

・立地が不便で空室の期間が長い

・過去に物件で事故が起きた

・保証人不要と記載があるが、契約前に保証会社の利用が必須と説明を受けた

保証人が不要になっている場合、オーナーとしても集客をしやすいように記載されている場合があります。

インターネットに掲載されている情報だけでは、わかりにくいため

不動産屋の担当者に確認をしましょう。

まとめ【保証人と連帯保証人の違いを理解しよう】

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今回の記事では、保証人と連帯保証人の違いについて解説しました。

連帯保証人になることは、リスクがあります。

契約をしたあとに内容を知らなかったではすまされません。

後悔がないように、​​保証人と連帯保証人の違いを理解しましょう。