絶対に知っておこう!住宅ローンについて徹底解説!

これからの季節、新年や新学期という季節の節目が始まっていく中、自分のマイホームを持ちたい、長年の夢であったマイホームを建てたいと考える方はとても多いのではないでしょうか?

その時に必ずしっておいてほしいものがあります。それは「住宅ローン」です。

そんなのもう知ってるよ!マイホームを持つなら常識だよ!思っている人も多いと思いますが、もう1度よく確認したり、よくみなさんが忘れちな内容を載せているので「住宅ローン」についてもう1度だけ確認していきましょう。

住宅ローンとはなにか?

はてなのカードの上の家、ゲーム

まず「住宅ローン」とは個人が建てるマイホームの購入資金を金融機関から融資を頂くことです。

お金を借りる融資を頂くということは、借りた金額を返す必要があります。そしてそれ以外にも借りた金額とは別に「利息」を支払う義務があります。

借りた金額と利息を返済していくことを「住宅ローン」といいます。

利息(金利)の仕組み

LOANSの文字を持っている人の図

住宅ローンを借りる前に金利というものを理解しておく必要があります。まず、金利の説明を簡単にしえていきますね。金利とはお金を借りた人(自分)が借りたお金(相手)に対して払う利息のことを言います。

住宅ローンの金利は3つのタイプがあります。

全期固定型

固定型はその名の通り、借り入れから完済までの金利が固定されています。

全期固定型のメリット

1つ目は「返済額が一定のため、不安面がない」ことです。

毎月同じ額を払うというローンなので最初は慣れずに返済が大変だなと思うこともあるかもしれませんが、生活の1部になってくると困ることなく無理なく返済ができると言われています。

今の日本では低金利時代と呼ばれており、低い金利水準が続いているのが現実です。

未来のことは誰にも分らないですがこの先金利が跳ね上がるということが起きるかもしれません。

その時に全期固定型にしていることで万が一のリスクに備えることができます。

2つ目は「完済までの見通しが立てやすい」ことです。

毎月の支払額は決まっており、絶対にそれが変わることはありません。

将来のことは誰にもわからない為、変動型のような金額が変わるものにするともしかしたら、払えないということが出てくるかもしれません。

固定にすれば生活の1部になるため毎月の返済額を見通した生活を送ることができます。

心配性の方などは全期固定型がとてもおすすめと言われています。

全期固定型のデメリット

変動型にくらべ金利が高く設定されている。

変動型の2倍以上の金額が設定されているということもあります。

しかし、固定金利が損というわけではございません。

金利水準が上がれば変動型は高くなりますし固定型よりも高い金額を払うという可能性は十分にあるのです。

全期固定金利型に向いている人

毎月一定額の支払いに慣れている。

安定した職業で結婚や出産など人生のライフステージに変化がある人。

変動型

半年に1度金利の金額が見なおされる、金額が変動する金利です。

変動型のメリット

変動型は、他の金利に比べ、「金利額が低くなる」ことがメリットの1つです。

変動型は固定型に比べ2分の1の金額で借りれる事があります。後々金利などの状況により値段が上がることはありますが最初のうちは固定型よりも金額がやすいといったメリットがあります。

2つ目は、「返済額が減る」場合があることです。

先ほどもいったように、変動型は金利が下がるという場合もあります。低金利の状態が続くことがあれば固定型よりも返済額を抑えることができます。

変動型のデメリット

返済額が増える場合がある。

返済額が減るということもあれば、増えるということももちろんあります。

変動金利型に向いている方

お金に比較的余裕があり早いうちに返済をしたい人

固定期間選択型

固定期間と違うのは、一定期間だけ違うということです。

2年、3年、5年、10年と種類があり自分で選択することができます。

固定期間選択型のメリット

固定期間中は返済額が一定のため、返済しやすく不安定な面がない。

固定期間と違い後からの変更が可能になっています。固定金利と変動金利を後に変更できるため後からお得な方に変更できるというメリットがあります。

固定期間選択型のデメリット

金利が上がった時のリスクがつらいという事です。固定期間では125%という制限がありますが、固定期間選択型にはそれがなく金利が上がれば上がるほど支払総額は大きくなっていきます。

固定期間選択型に向いている人

どちらにするか悩んでおりまだ決めれない人

返済方法について

計算している図、電卓とペンと紙

返済方法も、金利タイプと同じように自分で選択をする必要があります。

元利均等返済

毎月返済金額が一定になっているものが元利均等返済です。

固定期間と同じように返済額が一定のため、不安要素が少ないと言われています。

元金均等返済

返済する度に、返済額が減っていくものです。

元金の減りが早いということもあり、返済総額が元利均等返済よりも少なくなるメリットがあります。

住宅ローンの種類について

鍵の受け渡し

住宅ローンの種類について、1つずつ解説していきます。

公的融資

公的融資とは、国や自治体などが貸している公的機関による、住宅ローンを公的融資と言います。

公的融資のメリット

公的融資のメリットは低リスク、少ない金額で融資を受けることができることです。

民間企業に比べ金利が低い。創業をするタイミングで融資を借りることができることです。

公的融資のデメリット

審査が下りるまでにたくさんの書類を必要とすること、借り入れまでの期間がながいことがあります。

民間融資

民間融資とは、銀行や信用組合などから借りれる住宅ローンのことを民間融資といいます。

フラット35

フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が協力して行っている、全期間固定金利の住宅ローンです。

このフラット35は公的融資と民間融資の中間と言われています。フラット35の特徴はその名の通り最長で35年間の固定金利であることです。

【まとめ】どの金利方法で借りるのかよく考えた上で契約に進もう!

契約書、電卓、ペン

住宅ローンは、家を購入する場合に借りることのできる金融商品です。

借りたお金には利子(金利)がかかる仕組みであり、契約者は元金と利子の支払いを併せて払うことになります。

どの金利方法で借りるのかよく考えた上で選びましょう。