【個人事業主向け】事業用ローンで資金調達する方法

「今すぐにでも必要!」緊急性の高い資金調達を強いられた事はありませんか?

銀行から融資を受けることができればベストですが、手続きや審査等で融資までに時間がかかり、いざというとき間に合わないこともあります。

そんな時に銀行からの融資以外で資金調達の手段として事業者ローン(ビジネスローン)を利用すれば問題が解決するかもしれません。


本記事では、そんな方向けの”事業用ローン”について以下で解説致します。    

【個人事業主向け】事業用ローンで資金調達する方法 

お金 ドル紙幣 コイン

事業主ローンの申し込み方法は主に2つあります。店頭申込とweb申込です。※どちらで申し込まれてもその後は同じです。

店頭申込    メリット・分からないことも聞けるのでその場で手続き完了です。

        デメリット・わざわざ店頭に行く必要があります。

WEB申込    メリット・どこでも申し込み可能(書類はWEBから印刷)

        デメリット・確認事項を聞きたいときは電話することになります。

2つの申し込み方法どちらかで申し込まれた後の流れについてですが下記になります。

仮審査→必要書類の提出→本審査→契約完了・融資実行 (※仮審査はない場合もあり)

審査落ちの基準について

学校のテスト合格リスト

上記の流れで書類提出まで終わってしまえば、残りは審査を通過するのみとなります。その審査基準についてですが、事業者ローンは比較的銀行等の融資よりも審査落ちする事業者の方が少ない方法です。その中で審査に落ちる理由として可能性の高いものを下記にて説明します。

返済能力なしと判断されてしまった場合

 資金調達として本契約出来た場合借入金を返済する予定を立てることになります。借入 金が大きい程に返済額も大きくなるため返済能力なしと判断されてしまったら審査落ちと なってしまいます。

起業から1年未満の事業者の場合

 事業主として開業届を提出してから1年未満の事業主様の場合審査を通ることは難しい とされています。つまり、事業主ローンの審査において業歴はかなり重要とされる内容となります。

事業者個人の信用情報に傷がついてしまっている場合

 例えば自己破産やカードローンの返済が滞っている。税金の滞納など事業主の信用情報 に傷がある場合も審査の際にマイナスとなってしまいます。
 (※カードローンとはお金の借入のみに利用できるサービス)

事業用ローンの融資を受ける際の注意点

机に置いてあるノートとペン

下記内容にて事業主ローンと銀行融資のメリット・デメリットを記入し、その内容をもとに注意点をご説明致します。

銀行融資について

メリット  1.金利が低い 2.多額の資金調達に応じてくれる

      3.総量規制の対象外になる

デメリット 1.審査がきびしい 2.担保・保証人が必要の場合あり

      3.手数料として1万円前後かかる 4.手続きに時間がかかる

事業用ローン

メリット  1.審査が優しい 2.原則担保・保証人が不要

      3.限度額内なら複数回の借入が可能

デメリット 1.資金の使い道が限定される 2.金利が高い

      3.限度額の制限が厳しい 4.他の方法で融資を受ける際影響する

このように、事業主ローンのデメリットとして金利が高いや限度額が銀行融資よりも低いということになります。なので大きい金額を調達したい場合はあまり向かないということになります。今後銀行などから大きい融資を受けたい際にも審査に影響する場合があるので慎重に検討したうえで申し込みしましょう。       

事業用ローンを賢く利用するためのコツ(額は少額返済目処の立っているときに!)

掌上に見えるきれいな虹

事業主ローンはメリットの通り、融資までのスピードが速く金利が高いのが1番の特徴です。なので賢く利用するためには金利を上げないように短期間で返済しましょう。    緊急時の高い資金調達をできるだけ少額で返済目処の立っている状態で利用するのがおすすめです。

【まとめ】事業用ローンの強みを活かして効率的な事業運営を行いましょう!

オフィスのデスクでコーヒーを飲みながら仕事をしている写真

事業を進めていく中で、資金調達は避けては通れない問題です。

今回は緊急を要する際に適している事業ローン(ビジネスローン)についてご説明しました。

事業用ローンの強みである「審査の通過しやすいところ」「審査が速いところ」を活かし効率的な事業運営を行いましょう。