不動産担保ローンによる特徴やポイントとは?体験談を確認してみよう

不動産担保ローンを利用する際は、自分のメリットが大きいのか確認したいはずです。不動産担保ローンは高額な融資を得られますが返済リスクもあるため、しっかりポイントを押さえておかなくては、自分の損失が大きくなる場合もあります。

不動産担保ローンの借り入れを成功させるために、金融機関の特徴なども大事ですが、体験談から内容を把握することも重要です。今回の記事では不動産担保ローン利用者の体験談を含めて内容を紹介しましょう。

不動産担保ローンの体験談から分かること

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不動産担保ローンを利用するときは、体験談から内容を把握できるケースもあります。体験談から分かる内容には何があるのか、確認しておくと準備もできます。以下のポイントを理解できるため紹介しましょう。

金融機関への申込みの流れを把握できる

不動産担保ローンの体験談を確認すると、融資までの流れについて把握できます。実際に融資を計画しても、どのような工程で決まるのか分からないこともあるはずです。不動産担保ローンの流れとしてはまず、選択したノンバンクの会社や銀行などのホームページにアクセスしましょう。

ウェブサイトの中には「仮申込み」という部分があるはずなので、クリックしてください。申込み欄が出てくるため、名前を記載してから電話番号、希望連絡先、年齢、性別、自宅の住所、担保物件の情報、借入れの目的、借入希望金額を入力します。担保物件の情報は正確に記載する必要があり、土地面積を記入しなくてはいけません。

売買契約書に数字が記載されているので、チェックしましょう。また、住宅ローンを利用している場合などは借り入れを「有り」にしなくてはいけないため注意してください。

借入れの目的は

・他社おまとめ資金

・医療資金

・教育資金

・旅行資金

・その他資金

などから選びます。利用する金融機関によって選択も異なるため注意してください。

借入れ金額も金融機関により最低と最高資金が設定されているため、範囲内で選ぶようにしましょう。入力した情報を確認して問題ないなら、「規約に同意」という部分があるので、チェックを入れて送信しましょう。このような流れで体験談を確認すれば、各金融機関の工程をより詳しく確認でき、スムーズに利用できるでしょう。

各金融機関の融資までの対応について確認できる

体験談を確認することで、各金融機関の融資までの流れを把握することも可能です。不動産担保ローンで申込みをした後は仮メールが金融機関から自分のアドレスに送信されます。中身については資料添付されている内容を見せてくれているブログもあるため、詳細な内容をチェックしてみましょう。

その後は担当者から電話がかかってきます。仮審査を終えてから10〜30分後くらいに電話がかかってくるため、借入れ内容に不備はないのか、融資いつ面談が可能で、どのような書類が必要になるのかなどを確認します。電話対応を終えることができれば、指定した日時に事務所の方へ赴き、面談による本申込みを行います。

必要書類の確認を終えてから会社の説明などを受け、個別でヒアリングを受けます。内容は電話で話をしたのと被っている部分が多いですが、しっかり聞いて疑問があれば質問しましょう。必要書類とヒアリング事項に相違が無いなら、今後の手続きについて説明を受けます。

融資条件や準備しておく書類について確認でき、金利や事務手数料についても確認できます。説明を受けた後は、借入申込書にサインを記載して終了です。現地調査を終えてから審査通過の連絡を電話でいただき、契約書を交わすことで取引成立になります。融資までの対応について流れを把握することで、希望通りの借り入れを行えるでしょう。

担当者の態度や対応力について確認可能

不動産担保ローンの体験談を確認すると、担当者の態度や対応力について確認が可能です。不動産担保ローンでは契約をする際に必ず担当者と対談することがありますが、その際にどのような対応をしてくれるのかは、事前に把握することができません。

各金融機関によって担当者の性格や価値観なども異なるため、ホームページで見ただけではチェックするのは難しいです。しかし、体験談や口コミを確認すれば、実際の利用者が担当者からどのような応対を受けたのか確認できるため、自分の用途に合っているのか判断しやすくなります。

丁寧な対応で自分の疑問や質問に対しても分かりやすく説明してくれるのか、または必要書類の準備方法やサービス内容に応じても、詳細な部分まで教えてくれるのかチェックすべきです。態度や対応力で良い評価であれば、不動産担保ローンでどこを利用すべきなのか前向きに考えることができるでしょう。

どんな人は審査通過しやすいのか

不動産担保ローンで体験談を確認すると、どんな人が審査通過しやすいのかも把握できます。不動産担保ローンでノンバンク系の場合は審査通過しやすい傾向がありますが、銀行の場合は返済能力について厳しく査定されるため、自分の状態によっては落ちてしまう可能性が高いです。銀行にもよりますが、返済能力については

・過去に返済遅延がある

・返済事故を起こした経歴がある

・収入が少ないまたは無収入

・赤字決算や起業資金に利用したい

という場合は、物件の評価額が高くても審査落ちする可能性が高いようなので注意しましょう。

ノンバンクの場合は返済能力も重視しますが、担保余力の方に比重が大きいです。そのため、多少返済能力が悪くても審査に通過しやすい傾向があるため、自分の状態に自信が無いならノンバンクでローン契約を結ぶようにしましょう。

金利設定が低くなる金額基準

不動産担保ローンでは金利設定について、公式サイトにアクセスすると確認できます。しかし、金利は金融機関が金額を確認して決定するため、面談をしないと分からない部分もあるでしょう。不動産担保ローンの運用金利は融資率と返済能力によって決まり、融資率は金額と担保の余力です。

例えば、3,000万円の担保力で1,200万円の借入れなら融資率40%、5,000万円の担保余力で4,000万円の借入れであれば融資率80%になります。融資率が小さいと貸し倒れリスクは低くなるため、金利が低金利に設定されやすくなります。さらに自社が上場企業であれば、信頼性も高いためより金利を低く設定してもらえる可能性もあるでしょう。この点を考慮して借入金額を考えてください。

【まとめ】不動産担保ローンの利用時は体験談の確認もしてみよう

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不動産担保ローンで実際に利用した人の体験談を確認すると、詳細な部分を確認できるため、自分はどのように利用すべきか計画しやすくなります。不動産担保ローンの利用やリースバックを考えている会社や個人の方は、ぜひ確認してみましょう。