【事業者・法人向け】不動産担保ビジネスローンで資金を調達

様々な資金調達がありますが、その中の1つが『不動産担保ビジネスローン』です。

「不動産担保ビジネスローンはどんなローン?わからなくて不安・・。」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、不動産担保ビジネスローンを契約したことでのメリット・デメリットや、法人・事業者向けの融資例を紹介します。

不動産担保ビジネスローンについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも不動産担保ビジネスローンとは?

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不動産担保ビジネスローンとは、所有する不動産(土地や建物、マンション等)を担保にしてお金の融資を受ける・お金を借りることができるローンです。

銀行のローンでは使用目的が規定されていますが、不動産担保ビジネスローンは様々な用途に対応しています。例えば個人事業主や法人の方が利用される場合、運転資金や開業資金・新規事業資金、消費税等の納税資金等に利用が可能です。そのため、個人事業主や法人の方の資金調達の方法の1つとして重宝されています。

普通のローンと同様に、申し込む際には金融機関の審査を受ける必要があります。

また不動産の名義が契約者個人の名義のみで限定されている金融機関もありますが、家族や法人の名義でもいいとされる金融機関もあります。金融機関によって変わってくるため、事前に確認した方がいいでしょう。

不動産担保ビジネスローンで資金調達するメリット

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契約するときのメリットは、3つあります。

①不動産の価値で受け取れる額が大きくなる

②返済額が減る・低金利になる

③審査が通るか不安でも大丈夫

上記3つは、不動産担保ビジネスローンの特徴であり、最大のメリットといえるでしょう。詳しく見ていきましょう。

不動産の価値で受け取れる額が大きくなる

担保の不動産の価値によって受け取れる額が大きく変化するのが、不動産担保ビジネスローンの特徴です。無担保のローンの場合ですと、上限が1,000万ほどで、不動産担保ビジネスローンは1億円以上の額を受け取れることができます。このように不動産の価値で受け取れる額が大きくなります。

返済額が減る・低金利になる

不動産担保ビジネスローンに限らず、ローンを組むときに気になるのが金利です。無担保のローンの金利は4.0~15.0%ですが、不動産担保ビジネスローンの場合2.9~9.5%です。

このように他ローンより低金利のため、返済額を減少させることができるかもしれません。

審査に通るか不安でも大丈夫

不動産担保ビジネスローンは、他のローンに比べて審査に通過しやすいといわれています。なぜなら、他のローンは契約者の支払い能力や信用性等を見て審査しますが、不動産担保ビジネスローンはこれらに不動産の価値がプラスされるため比較的審査に通過しやすいというわけです。ですが、絶対に通るというわけではないので注意しましょう。

不動産担保ビジネスローンで資金調達するデメリット

黒い背景 紙幣

不動産担保ビジネスローンはとてもいい側面がある一方で知っておかなくてはいけないデメリットもあります。資金調達するデメリットは、下記の3つあります。

①審査に時間がかかる

②返済できない時のリスクが大きい

③不動産が担保として認められない場合もある

デメリットを知らないままだと損してしまう場合もあります。

不動産担保ビジネスローンのデメリットである3つを詳しく見ていきましょう。

融資まである程度の時間が必要

不動産担保ビジネスローンは、融資まである程度の時間がかかる・必要であるとされています。不動産の価値を評価するための時間がどうしてもかかってしまうため、無担保ビジネスローンのように即日融資は難しいでしょう。1週間ほどの期間がかかってしまうことは頭に入れておきましょう。

返済できない時のリスクが大きい

金融機関・銀行等は担保となる不動産に抵当権等を登記します。そのため、返済できないと判断された場合は、担保である不動産を売却されてしまいます。返済できない場合のリスクも想定して、自身が返済できる範囲での融資金額を設定するようにしましょう。

不動産が担保として認められない場合もある

不動産担保ビジネスローンは、不動産なら何でもいいというわけではありません。不動産によっては、担保として認められないケースもあります。また、住宅ローンを組んでいて完済していない場合も融資できない場合が多いため、事前に確認する必要があります。

法人・事業者向け不動産担保ローンの融資例

勉強机とノート

赤字決算でもある程度の額を受け取ることができる

一般的に金融機関等では、赤字決算の場合融資を断られるケースが多いです。返済できるのかというところで引っかかってしまうのでしょう。しかし不動産担保ビジネスローンでは、不動産の価値や将来の事業展望を評価と合わせて審査していくため、赤字決算でも借りることができます。また、開業したばかりでまだ軌道に乗っていなくても、融資を受けたりお金を借りたりできる場合もあります。

複数の金融機関から借り入れしているローン乗り換え

不動産担保ビジネスローンでは、複数の金融機関を契約していたときでも乗り換えることができます。複数の金融機関から、1つにまとめることで返済が楽に管理できます。また、メリットでも紹介したように、低金利なので乗り換えした場合は返済総額を減らすことが可能になります。

事業者・法人の方におすすめ!不動産担保ビジネスローンを検討しよう

計画を立てながら考える女の人

不動産担保ビジネスローンは、デメリットもありますが有効な条件が豊富であり、事業者・法人の方におすすめです。多額な融資を受け取りたい方は一度検討してみてはいかがでしょうか?

また、契約する金融機関によって必要生類は異なりますので事前に相談してみた方がいいでしょう。

検討する際に、ぜひ参考にしてみてください。