不動産担保ローンではまとまったお金を借りられますが、担保にできる不動産を所有していることが条件です。
また、借入金額も担保にする不動産の資産価値に連動していることから、資産価値の低い不動産では思っているよりも少ない金額での借り入れになるケースも珍しくありません。
今回は不動産担保ローンの内容だけでなく、金利相場や低金利で借りられる方法なども紹介していくので参考にしてみてください。
また、いわゆる「危ない不動産担保業者」について別メディアが紹介してくれていますのでよかったら記事を読む前に 下記記事をご覧になっても良いかもしれません!
https://www.nichieisoko.jp/advice/
それでは、行きましょう!
そもそも不動産担保ローンとは何?
不動産担保ローンでは不動産に当たる土地や建物などを担保として、金融機関などから借り入れをおこなうローンです。
返済途中に不動産担保ローン返済が何度も滞って、金融機関などが返済能力がないと判断した場合には、担保に設定している不動産を処分してローン返済に充てられます。
担保に設定した建物の資産価値に連動してどれくらいまで借り入れができるかは異なりますが、理由としては不動産を処分した際に金融機関が不動産担保ローンによって貸している金額を確実に回収するためです。
例えば不動産に1,000万円の価値があったとして2,000万円を融資したとして、すぐにローン返済ができなくなって不動産を処分したとしても金融機関側は損をします。
こういった事態を防ぐために金融機関では不動産価値などを調べて、どれくらいの金額なら回収ができるかを検討してから融資をするのが一般的です。
不動産担保ローンの金利相場について
不動産担保ローンの金利相場は他のフリーローンなどと比較した際に低く設定されているため、他に複数のローンを借りている際にローンの一本化にも活用されています。
無担保のフリーローンより低金利
不動産担保ローンの金利相場としては銀行や消費者金融などでそれぞれ違いますが、1%〜9%が金利相場です。
他の資金使途が自由な無担保フリーローンと比較すれば、金利相場はかなり低く抑えられています。
これは不動産担保を金融機関は得ているためローン返済がされない最悪の場合は、不動産を処分すれば回収ができるためです。
他にも借入金額や借入時間などでも金利は変わるだけでなく、ローン商品によっては固定金利の場合や変動金利の場合もあります。
金利は最終的な総返済額が大きく変わることから、事前に金利ごとのシミュレーションをしておくのが大切といえるでしょう。
不動産担保ローンを低金利で借りるコツは?
不動産担保ローンを低金利で借りるコツはどんな方法があるのでしょうか?
以下で解説します!
複数の金融機関に申し込む
不動産担保ローンを低金利で借りるコツとしては複数の金融機関で審査を申し込んで、それぞれの借入金額や借入期間などを比較することです。
また、一般的には銀行のほうが消費者金融よりも低金利な傾向があるので、不動産担保ローンを低金利で借りたいなら先に銀行に申し込みをしましょう。
金融機関によって取り扱っている不動産担保ローン商品は異なっているため、同じだけの借入金額と借入期間で申し込みをしても金利が違うことは珍しくありません。
低金利で借入いれる際の注意点もあります
注意点としては低金利での借り入れができても借入期間が長くなれば、金利などの支払いの関係で最終的な支払総額は多くなります。
他にも固定金利か変動金利によっても将来的な金利が変動する可能性があり、金利の変動がいやなら固定金利の商品を探してください。
不動産担保ローンの審査・融資の流れ
不動産担保ローンの審査・融資の流れとしては最初に金融機関に不動産担保ローンを活用したい旨を相談して、申込書類などの記入をしなければいけません。
申込書類の記入と同時に金融機関によっては必要になる書類の提出も必要になったり、印鑑証明と実印も必要になったりと先に必要書類について確認してください。
不動産担保ローンでは担保にする不動産の資産価値なども重要なので、申込時には不動産を所有していることの証明が求められます。
不動産登記簿謄本などの提出も必要になるケースも多いため、先に法務局などで入手しておきましょう。
申し込みをした後に金融機関によって不動産の資産価値などの確認や返済能力に問題がないかの審査をしてから、申込内容などに問題がなければ不動産担保ローンの借り入れが可能です。
最終的には不動産担保ローンの契約書類に記入をして金融機関で融資手続きが完了すれば、指定した口座に入金されます。
【不動産担保ローンの金利相場について】まとめ
不動産担保ローンではまとまった借り入れが可能なだけでなく、資金使途に関しても自由なケースが多いです。
そのため、資金使途としては車両の購入や子供の学費など多岐に渡りますが、資金使途が自由なことから問題はありません。
注意点としては不動産担保ローンでは不動産を担保として借り入れをおこなうので、借り入れ上限金額は不動産の資産価値に連動されることです。
加えてローン返済が滞ってしまうのが1回や2回程度なら金融機関も見逃してくれるケースは多いですが、継続して返済が滞ってしまうと金融機関は法に則って対応をする権利を持っているのは覚えておきましょう。
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